結婚式の写真は、一生に一度の大切な瞬間を形に残す宝物です。最近では「前撮り」や「後撮り」を活用し、当日だけでは撮れないシーンや衣装をしっかり記録に残すカップルも増えています。
また、当日にも「スナップ写真」と「記念写真(ポーズ写真)」という異なるスタイルがあり、それぞれに魅力があります。
この記事では、撮影タイミングやスタイルごとのメリット・費用感、人気の和装ロケスポット、アルバムに残したいカット例など、写真撮影にまつわる情報をまとめました。ふたりらしい記録を残すための参考にしてみてください。
撮影タイミング・スタイル別のメリット・デメリット
「前撮り」「当日のスナップ写真」「記念写真」「後撮り」はそれぞれに特長があります。違いを理解して、自分たちに合ったスタイルを選びましょう。
撮影スタイル | 特徴 | メリット | デメリット |
前撮り | 結婚式より前に、 衣装やロケ地を 選んで撮影 |
・時間に余裕がある ・別衣装で撮影できる ・当日の演出に写真を使える |
・費用が追加でかかる ・スケジュール調整が必要 |
当日の記念写真 (ポーズ写真) |
式の前後に ポーズを決めて 撮るフォーマルな写真 |
・家族や親族との集合写真に 最適 ・フォーマルな記録として 残せる |
・撮影時間が限られる ・進行が慌ただしい中での 撮影になることも |
当日の スナップ写真 |
挙式・披露宴中の 自然な表情や瞬間を 撮影 |
・臨場感ある写真が残せる ・自然体な姿を記録できる |
・計画通りに撮れないこともある ・重要な瞬間を逃す可能性も |
後撮り | 結婚式後に リラックスして撮影 |
・天候や季節を選べる ・感動を振り返りながら撮れる |
・疲れやすい時期と重なることも ・結婚式の感動が薄れがち |
ふたりのスケジュールや理想の写真イメージに応じて、柔軟に撮影方法を組み合わせるのもおすすめです。
和装ロケ撮影の人気スポット
和装での前撮り・後撮りは、ロケーション選びも楽しみのひとつです。滋賀県内には、歴史と自然が調和する美しい撮影スポットが豊富にあります。
滋賀県の人気ロケーション:
- 近江八幡・八幡堀エリア
江戸時代の情緒が残る町並みと石畳の小道が魅力。白無垢や色打掛との相性抜群です。 - 彦根城と玄宮園
国宝彦根城を背景にした和装撮影は格式と風情を演出します。春の桜や秋の紅葉時期は特に人気。 - 琵琶湖畔・湖岸緑地公園
水辺と自然を活かした開放的な撮影が可能。洋装と和装のどちらにもおすすめです。 - 日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)
格式ある神社で、厳かで伝統的な和の雰囲気を写真に残せます。
ロケ地によっては撮影許可が必要な場合もあるため、事前確認を忘れずに。
アルバムに残すべきカット例|スタイル別でご紹介
どんな瞬間を残すかは、写真撮影の満足度を左右する大切なポイントです。スタイルごとに適したカット例を参考に、ストーリー性のあるアルバムを目指しましょう。
当日の記念写真(ポーズ写真)
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新郎新婦の正面ポーズ
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家族・親族との集合写真
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チャペルやガーデンを背景にした構図
当日のスナップ写真
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入場・退場シーン
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ゲストとの笑顔あふれるショット
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ファーストバイトや感動のハグ
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涙・笑顔など自然な表情
前撮り・後撮りで人気のカット
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和装・洋装ロケーションフォト
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夕景・ナイトのロマンチックショット
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ペットや趣味アイテムとの個性派フォト
特にヴィラ・アンジェリカ近江八幡のような邸宅貸切型会場では、ガーデンやチャペル、階段など背景バリエーションが豊富なため、構図にこだわった撮影もおすすめです。
撮影会社選びのチェックポイント
どのカメラマン・撮影会社に依頼するかは、仕上がりに大きく影響します。以下のポイントを押さえて選びましょう。
チェック項目 | 内容の例 |
実績・作風 | SNSやHPで過去の撮影事例を確認。ナチュラル・アート系などテイストをチェック |
打ち合わせの有無 | 希望のカットや雰囲気を伝えられるかどうか |
アルバム・データ納品形式 | 全データ渡し or 選別納品、アルバムのサイズやページ数も確認 |
撮影時間と料金プラン | 前撮り・当日スナップ・記念写真・後撮りなど対応可否もチェック |
会場との相性 | 式場提携カメラマンなら進行がスムーズで、ロケーション把握も◎ |
式場と提携しているカメラマンであれば、会場の魅力を知り尽くしているため、最適なスポットやライティングで撮影してくれます。
撮影が制限されやすい場所と許可について
ロケ撮影や館内での撮影には、注意が必要なケースもあります。撮影が禁止されている場所や、許可申請が必要な場合があるため、事前確認が大切です。
撮影時に注意すべきポイント:
- 神社・寺院での撮影は要許可。撮影禁止エリアも
- 観光地では時間帯や混雑状況により制限あり
- 館内施設ではフラッシュ使用が禁止されていたり、撮影禁止スペースがある場合も
- ドローン撮影は航空法や管理者許可が必要
また、雨天時のロケ撮影プラン(予備日確保や屋内対応)があるのかも要チェックです。信頼できる撮影会社であれば、こうした事前対応や相談にも丁寧に応じてくれます。
まとめ
結婚式の写真は、当日の感動やふたりの想いを「かたち」に残せる大切なアイテムです。前撮り・当日のスナップ・記念写真・後撮り、それぞれの魅力を理解して、自分たちらしいスタイルを選びましょう。
ヴィラ・アンジェリカ近江八幡では、敷地内外での撮影に適したロケーションが充実しており、プロカメラマンとの連携プランもご用意しています。前撮りや後撮りをご希望の方には、和装・洋装いずれにも合う撮影スポットをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。