結婚式は、人生の節目を祝う大切な場。お祝いの気持ちを込めて出席するからこそ、服装にも気を配りたいものです。しかし、「親族として参列する場合」「友人として出席する場合」「会社関係の上司がいる場合」など、立場によってふさわしい服装のマナーは異なります。
この記事では、わかりやすい服装マナーを解説します。華やかさと上品さを両立させて、好印象のコーディネートで当日を迎えましょう。
服装マナーの基本ルール
まずは、どんな立場のゲストにも共通する基本マナーを押さえましょう。
- 白は避ける
白やアイボリーのドレスは花嫁の特権。ゲストが着用するのは避けましょう。 - 露出を控える
肩や背中が大きく開いたデザインは控えめに。羽織物で上品にまとめるのがベターです。 - 光りすぎる素材は控える
ラメやスパンコールなど、夜会向けの華美な素材は昼の結婚式には不向きです。 - 黒一色は避ける
フォーマルな印象がある一方、弔事を連想させる場合も。アクセサリーや小物で明るさを加えましょう。
季節や会場の雰囲気も服装選びに影響します。たとえば滋賀の結婚式場 ヴィラ・アンジェリカ近江八幡はガーデンや自然光が美しい式場。淡い色合いや柔らかな素材を選ぶと、写真にも映える装いになります。
親族の立場での服装選び
親族として出席する場合は、主役を引き立てる上品で控えめな装いが基本です。
| 立場 | 女性の服装 | 男性の服装 |
|---|---|---|
| 新郎新婦の母 | 黒留袖（既婚者の第一礼装） | モーニングコート |
| 姉妹・親族女性 | 色留袖・訪問着・セミフォーマルドレス | ダークスーツ・礼服 |
- 女性は格式を意識して
親族としての信頼感を表すため、柄や色味は落ち着いたものを選びましょう。髪型もまとめ髪など清楚に整えると好印象です。 - 男性はフォーマル寄りに
礼服や濃紺のスーツを選び、ネクタイはシルバーや白で清潔感を出します。派手すぎず、主役を立てる心遣いがマナーのポイントです。
友人ゲストの服装選び
友人として出席する場合は、華やかさと上品さのバランスが大切です。特に20代女性の場合は、明るいパステルカラーやレース素材が人気。
- ドレスの丈は膝下〜ミモレ丈が安心
短すぎるスカートや深いスリットは避けましょう。 - 羽織ものはジャケットまたはボレロで
肩を露出しないことでフォーマル感がアップします。 - バッグは小ぶりで上品に
クラッチバッグやチェーンバッグなど、装飾の控えめなタイプを選びましょう。
男性ゲストはスーツが基本。ネクタイで季節感を出したり、ポケットチーフでアクセントを加えたりするのもおすすめです。
会社関係・上司がいる場合の服装選び
会社関係の結婚式では、フォーマル度を一段階上げた装いが求められます。特に上司や取引先の方が同席する場合、派手さよりも信頼感を重視しましょう。
- 女性は落ち着いたカラーのワンピースを
ネイビーやグレージュなど上品な色合いが◎。肩や膝を出さないデザインを選ぶと安心です。 - アクセサリーは控えめに
パールや小粒のジュエリーなど、シンプルなものを合わせましょう。 - 男性はネクタイで個性を調整
スーツはダークカラー、ネクタイは淡い色で柔らかさを。柄は無地または控えめなストライプが好印象です。
上司の前で浮かない服装を意識することで、社会人としてのマナーが伝わります。
子ども連れゲストの服装ポイント
お子さま連れでの参列では、「動きやすさ」と「清潔感」が両立できる服装を選びましょう。
- ママの服装
授乳や抱っこがしやすいワンピースやセットアップが便利です。汚れても目立たない素材を選ぶと安心。 - 子どもの服装
男の子はシャツ＋ハーフパンツ、女の子はワンピースにカーディガンなど、シンプルで動きやすい服装がおすすめです。 - 靴選びもポイント
ヒールよりも安定感のあるパンプスやフラットシューズを選ぶと、長時間の式でも快適に過ごせます。
家族で出席する場合は、全体のトーンをそろえると写真映えします。
華やかさと上品さを両立して、最高の一日に
結婚式の服装マナーは、「主役を引き立てること」と「場の雰囲気に合うこと」が基本です。親族として、友人として、職場の一員として、それぞれの立場にふさわしい装いを心がければ、自然と好印象を残すことができます。
滋賀の結婚式場 ヴィラ・アンジェリカ近江八幡では、ガーデンウェディングやチャペル式など、さまざまなスタイルに合わせたドレスコードの相談も可能。マナーを心得た装いで、心から祝福できる一日を迎えましょう。