
結婚式で乾杯の挨拶を任されたとき、どのような言葉を選べばよいのか悩む方は多いです。新郎新婦の門出を祝う大切な瞬間だからこそ、簡潔で心に残るメッセージが求められます。
感動を届けたい人、笑いを入れて場を和ませたい人、上司や親族としてフォーマルにまとめたい人まで、結婚式の挨拶で幅広く活用できる例文をまとめました。挨拶のマナーや成功のコツも合わせて紹介するので、スピーチが初めての方でも安心して準備ができます。
乾杯挨拶の基本構成とマナー
乾杯の挨拶は1分〜1分半ほどが一般的で、シンプルにまとめるのが成功のポイントです。以下の流れに沿うと、初めてでも話しやすくなります。
| 構成 | 内容 |
|---|---|
| ① 導入 | 自己紹介・招待へのお礼 |
| ② 本題 | 新郎新婦への祝福の言葉・エピソード |
| ③ 締め | 乾杯の発声 |
乾杯は披露宴の序盤に行われるため、長すぎる挨拶や重たいエピソードは避け、明るい雰囲気を意識することが大切です。
乾杯挨拶のマナー
- 挨拶は1分以内にまとめる
- 難しい言い回しを避け、聞き取りやすく話す
- 誰もが前向きな気持ちになる内容にする
感動系の乾杯挨拶例文
温かい言葉で新郎新婦の気持ちに寄り添うタイプの挨拶です。家族・友人からの乾杯にも使いやすく、幅広い年代に好印象を与えます。
▼例文(友人代表)
「ただいまご紹介にあずかりました、新婦友人の〇〇です。本日はおふたりの晴れの日に立ち会うことができ、心からうれしく思います。学生時代からの友人として、新婦がいつも周りを笑顔にする姿を近くで見てきました。そんな新婦が、新郎さんと一緒にいるとき、さらに穏やかな表情をしているのが印象的です。おふたりがこれから築く家庭が、今日のように温かい空気に包まれますよう願っています。それでは皆さま、ご唱和ください。おふたりの人生が幸せで満ちていきますように、乾杯!」
▼例文(家族代表)
「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。家族として新郎の成長を見守ってきましたが、今日の姿はこれまで以上に頼もしく、胸が熱くなります。新婦さんと出会い、自然体で笑うことが増えました。これからの人生が支え合い、励まし合う時間となるよう願っています。それでは、新たな家庭の幸せを祈り、乾杯!」
笑いを取り入れた挨拶例文

場をあたためたいときに有効なのが、軽いユーモアを添えた乾杯挨拶です。大げさなボケより、誰もがクスッと笑える程度の表現が安心です。
▼例文(友人代表)
「新郎の友人代表の〇〇です。今日は晴れ姿を見て、学生時代に遅刻が多かった新郎とは思えないほどのきちんとした姿に驚いています。新婦さんと出会って生活が整い、時間に正確になり、料理までするようになったと本人から聞きました。新婦さんの影響力に、友人一同感謝しています。そんなおふたりがこれからどんな家庭をつくるのか、とても楽しみです。では、おふたりの新しい門出を祝して、乾杯!」
▼例文(先輩代表)
「ただいま紹介にあずかりました、先輩の〇〇です。新郎の真面目な人柄は職場でも有名ですが、唯一の欠点は“甘いものを食べすぎること”です。新婦さん、どうかこれからも健康管理をお願いします。冗談はさておき、おふたりの優しさが重なり合って、すてきな家庭が築かれることを確信しています。それでは、乾杯!」
上司・親族向けのフォーマルな例文
格式ある会場や親族中心の披露宴では、落ち着いた雰囲気の挨拶が求められます。クラシカルな空間にもよく合う表現です。
▼例文(上司)
「新郎の上司を務めております、〇〇です。本日はご両家にとって大切な日にお招きいただき、心より御礼申し上げます。新郎は職場でもまじめで責任感が強く、周囲から厚い信頼を寄せられています。新婦様と出会い、さらに穏やかで安定した表情を見せるようになりました。おふたりが協力し合い、すばらしい家庭を築かれることを願っております。どうぞご起立いただき、乾杯のご発声をさせていただきます。乾杯。」
▼例文(親族)
「親族代表として、ご挨拶申し上げます。本日はおめでとうございます。新郎新婦が互いを大切に思い、誠実に向き合ってきた時間をそばで見守ってきました。これから先も、相手の気持ちに寄り添いながら歩まれることを願っています。ご列席の皆さまにも、おふたりを温かく見守っていただければ幸いです。それでは乾杯。」
参考記事:結婚式乾杯挨拶のポイントとおすすめの例文
成功させるための注意点
乾杯の挨拶を成功させるには、話す内容だけでなく準備も重要です。次のポイントを意識すると、本番でも落ち着いて話しやすくなります。
注意点
- 冒頭の自己紹介は簡潔にまとめる
- 長いエピソードより短いエピソードを選ぶ
- 締めの「乾杯」ははっきりと発声する
また、披露宴の雰囲気に合った口調を選ぶことも大切です。カジュアルなパーティーなら親しみを込めた言葉で、クラシカルな式場ならフォーマルにまとめると、自然に場に溶け込めます。
最後に、当日はグラスを持つタイミングにも気をつけましょう。挨拶者が「乾杯」の声を発した後にグラスを持つのが基本です。些細な動作に気を配ることで、より美しい乾杯シーンが演出できます。