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結婚式のBGMセレクト術|シーン別おすすめ楽曲と注意点

2025.10.06
COLUMN

結婚式におけるBGMは、感動や楽しさを彩る“空気づくりの主役”ともいえる存在です。シーンに合わせた曲選びによって、会場全体の雰囲気は大きく変わります。ただ好きな曲を流すだけではなく、歌詞の意味やゲストへの配慮、著作権の問題にも気を配ることが大切です。

本記事では、結婚式で流すBGMの選び方を、シーン別のおすすめ楽曲から使用上の注意点まで、わかりやすくご紹介します。思い出に残る一日を音楽の力でさらに特別にしましょう。

 

 

入場・乾杯・ケーキ入刀などシーン別定番曲

まずは、代表的な結婚式の進行に合わせて、人気のBGMをシーン別にご紹介します。

シーン おすすめBGM 雰囲気・演出の特徴
新郎新婦入場 ♪Marry You/Bruno Mars
♪CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵
・ワクワク感
・スタートの高揚感
乾杯 ♪I Gotta Feeling/Black Eyed Peas
♪明日への扉/I WiSH
・盛り上がり
・祝福ムード
ケーキ入刀 ♪Sugar/Maroon 5
♪恋/星野源
明るくポップな演出が◎
中座 ♪One Call Away/Charlie Puth
♪ひまわりの約束/秦 基博
感謝やしんみりとした雰囲気も出せる
再入場 ♪Love Story/Taylor Swift
♪にじいろ/絢香
ロマンチックに会場の雰囲気を再構築
エンディング ♪Forever/Chris Brown
♪ありがとう/いきものがかり
感謝と締めくくりの気持ちを込めて

シーンに合わせてテンポや歌詞、曲の雰囲気を調整することで、演出の印象が格段にアップします。

 

洋楽・邦楽それぞれの人気傾向

結婚式で使われる楽曲には、洋楽・邦楽ともに多くの人気曲があります。それぞれの特徴を理解したうえで、式全体の雰囲気やゲスト層に合わせて選ぶと失敗がありません。

洋楽のメリット

  • 英語歌詞のため、意味が強く伝わりすぎず雰囲気重視できる
  • おしゃれで海外風の演出にマッチ
  • アップテンポからバラードまで選択肢が豊富

邦楽のメリット

  • 歌詞が伝わりやすく感情移入しやすい
  • 年配のゲストにもなじみがある
  • 感謝や誓いのメッセージがストレートに響く

「おしゃれ感を出したい=洋楽」「感動や想いを届けたい=邦楽」といった使い分けもおすすめです。

 

歌詞の意味にも配慮した選曲を

曲調が素敵でも、実は失恋や別れをテーマにした曲だった…という失敗例も少なくありません。特に歌詞の意味がしっかり伝わる邦楽では、以下のような点に注意しましょう。

避けたい歌詞の例:

  • 別れを匂わせる表現(例:「さよなら」「終わり」「悲しみ」など)
  • 自己中心的な愛や嫉妬を強調する内容
  • 再婚や過去の恋愛に言及しているもの

逆に、「感謝」「祝福」「未来に向かって」などのキーワードが入っている楽曲は、式の雰囲気にもぴったりです。選曲の際は、歌詞検索サイトなどであらかじめ意味を確認しておきましょう。

 

使用許諾の有無と著作権の考え方

結婚式で使用するBGMにも、著作権や使用許諾のルールがあります。特にムービー演出やDVD収録に音楽を使用する場合は注意が必要です。

使用シーン 注意点 備考
当日のBGM再生(会場内) 会場が包括契約していれば
基本OK
多くの式場がJASRAC等と包括契約あり
ムービー
(オープニング・プロフィール)
市販楽曲使用には許可が必要 ISUM登録曲で申請を行うことが一般的
オリジナルDVD作成 無許可の市販曲使用はNG 使用許諾済の楽曲かフリー音源にする必要あり

ヴィラ・アンジェリカ近江八幡では、ISUM(音楽特定利用促進機構)を通じての使用申請にも対応しております。ムービー制作を予定されている場合は、著作権対応可能なクリエイターと連携することをおすすめします。

 

ゲスト世代に合わせた選び方

最後に意識したいのが、「ゲストにとって心地よい選曲」であるかどうかです。ふたりの好きな曲ばかりではなく、年代やシーンに合った楽曲を選ぶ配慮も大切です。

世代別におすすめしたい選曲傾向:

  • 20代~30代中心 → J-POP、K-POP、話題の洋楽
  • 40代~60代中心 → 昔ながらの名曲やクラシック調、インストゥルメンタル
  • 子ども連れゲストが多い場合 → ディズニーやジブリ系も人気

また、ゲストの印象に残るのは“選曲そのもの”よりも、“シーンとのマッチ度”。例えば、入場シーンでふたりの性格や関係性が感じられる楽曲を使うと、それだけで印象が深まります。

 

まとめ

結婚式のBGM選びは、「ふたりらしさ」を伝えながらも、会場の雰囲気やゲストへの配慮、著作権への理解など、さまざまな視点が求められます。シーンに合わせた音楽の力を上手に取り入れることで、結婚式の感動や高揚感はさらに高まります。

ヴィラ・アンジェリカ近江八幡では、式場の音響設備やBGM使用に関するご相談、ムービー制作時の著作権申請のサポートなども行っております。理想の一日を叶えるために、ぜひお気軽にご相談ください。

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