ドレス選びと同じくらい、ヘアスタイルは花嫁の印象を左右します。肩から鎖骨あたりまでのミディアムヘアは、扱いやすさと華やかさを兼ね備えた長さです。今回は、結婚式場が運営する当メディアが2025年のトレンドを踏まえつつ、ミディアムヘアを最大限に引き立てるアレンジとコツを紹介します。
※2025年はナチュラルな動きのある「マーメイドウェーブ」や、タイトなシニヨンが人気と美容業界で報じられています。
結婚式に最適なミディアムヘアのアレンジの選び方
披露宴まで長時間崩れにくく、写真映えのするスタイルを選ぶのがポイントです。以下の観点から比較すると、自分に合ったアレンジが見つけやすくなります。
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ドレスのシルエット:オフショルダーなら襟足をすっきり見せるアップ系、ハイネックなら動きのあるダウンスタイルが好相性。
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顔立ち・骨格:丸顔はトップに高さを出すとバランスが取れ、面長はサイドにボリュームを持たせるとやわらかい印象に。
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会場の雰囲気:ガーデン挙式はラフなカールや編み込みが映え、ホテルウェディングは面の整ったタイトスタイルがエレガント。
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お色直しの有無:ヘアチェンジを考えるなら、ダウン→アップなど変化を付けやすいものを選ぶと時短に。
ふんわりカールで魅せるナチュラルなミディアムスタイル
2025年トレンドのマーメイドウェーブは、程よいツヤと抜け感が特徴です。ミディアムヘアの場合、鎖骨ラインから波を作るとバランスよく仕上がります。
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全体を32mm程度のコテで外巻きにし、冷めてから軽くほぐす。
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表面の毛束をランダムに内巻きで挟み、波打つ“Sカール”を追加。
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キープスプレーは根元ではなく中間〜毛先に吹きかけると自然な動きが持続。
シンプルなカチューシャやパールピンを合わせると、光が当たるたび揺れるウェーブとの相乗効果でフェミニンさが増します。
エレガントに仕上げるサイドアップアレンジ
サイドに寄せたアップスタイルは、首筋をきれいに見せつつ、ドレスとの一体感を高めます。
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こめかみより高い位置でトップをねじり、土台となるシニヨンをサイドに作る。
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残りの毛束をゆるめにねじって巻き付け、ピンで固定。
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仕上げに面を整えるヘアバームを薄くなじませ、ツヤを出す。
ゴールドのリーフコームやクリスタル付きヘアピックを飾れば、光沢のあるアクセントが加わり、上品さが際立ちます。
ミディアムヘアでもできる編み込みスタイル
長さが足りないと諦めがちなフィッシュボーンも、ミディアムならではの程よいボリュームで作れます。
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ハーフフィッシュボーン:耳上の毛束だけ編み、後ろでゴム留め。毛先を巻くと甘さが加わります。
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クラウンブレイド:頭頂部を中心に編み込みを一周させ、ティアラのように見せるアレンジ。細かく引き出してルーズに整えると抜け感がアップ。
編み込みは、動きが崩れてもニュアンスとして活かせるため、二次会までスタイルキープしやすい点も魅力です。
髪飾りで華やかさを演出するアレンジアイデア
髪飾り | 特徴 | 合うアレンジ | イメージ |
ドライフラワー | 色味と質感のバリエーションが豊富 | ナチュラルカール、編み下ろし | ボヘミアン、ガーデン挙式 |
クリスタルコーム | 光が反射して写真映え | サイドアップ、ローポニー | ラグジュアリー、ホテル婚 |
ゴールドリーフピン | メタリックの輝きでメリハリ | マーメイドウェーブ | モダン、クラシカル |
パールバレッタ | 上品でトレンドに左右されにくい | ハーフアップ | トラディショナル、チャペル式 |
まとめ
ミディアムヘアはカールもアップも楽しめる万能レングスです。2025年は“動きのあるナチュラル感”と“端正なタイト感”の二極化が進むとされていますが、自分らしさとドレス映えを軸に選べば失敗はありません。紹介したアレンジ例をヒントに、理想の花嫁ヘアを完成させてください。