結婚が決まったら、まずは家族となる両親に挨拶をしましょう。
初対面であれば自己紹介を兼ねた場、顔なじみであればけじめをつける場となります。
焦らず落ち着いて対応できるよう、準備を整えておくことが大切です。
特に、服装や手土産の選び方は印象を左右する重要なポイントです。
シンプルで清潔感のある服装を心がけ、手土産は相手の好みを考慮して選ぶと良いでしょう。
また、話をスムーズに進められるように、挨拶の流れを確認しておくと安心です。
しっかりと事前の準備をして、自信を持って大切な挨拶の場に臨みましょう。
結婚の挨拶に臨む前の準備と服装のポイント
日取りの決め方
結婚が決まったら、まずは自分の両親に報告しましょう。
1か月前後で都合のいい日があるか確認をします。
時間の指定がなければ、食事時と重ならない14~17時頃がおすすめです。
迎える側の準備も考慮して、約束の5分前ではなく、時間ぴったりに伺うのがベストです。
挨拶の順番
現在は、どちらの家から挨拶に行くべきかという明確なマナーはありません。
しかし、女性側の親の意見は聞いておきましょう。
昔ほど「女性が男性側の家に入る」という考えは減ってきたものの、先に断りを入れてほしいと思っているかもしれません。
スケジュールの都合で厳しい場合は、当日改めて謝罪の言葉を添えましょう。
手土産の準備
両親が好きな菓子折りやお酒がおすすめです。
お互いの出身地が異なる場合は、地元の名産品なども喜ばれます。
お菓子の場合は、できるだけ賞味期限が長く、個包装のものを選びましょう。
相場は3,000~5,000円程度です。
ちなみに、「割れる」おせんべいは破局を連想させるため、縁起が悪いとされています。
結婚の挨拶時の手土産には避けましょう。
両親の情報交換
相手のご両親とあまり話したことがない人も多いのではないでしょうか。
会話のネタになるような情報は、あらかじめ交換しておきましょう。
たとえば、
- 家族構成
- 職業
- 趣味
- 好きな食べ物、飲み物
このような話題は自然に会話を広げやすいです。
また、それとは別にタブーな話題があれば共有しておきましょう。
両親が再婚しているため生みの親の話は避ける、最近飼っていたペットが亡くなったので動物の話は控えるなど、ささいなことでも雰囲気を壊さないために重要です。
両親の大まかな性格も確認しておきましょう。
最初はそっけない返事でも、人見知りの性格と知っていれば不安になりませんよ。
服装の準備
男女とも、オフィスカジュアルを意識した清潔感のある服装を心がけましょう。
<女性のチェックポイント>
- 服装
膝丈スカートやワンピースがおすすめです。
せっかくのハレの日なので、真っ黒なコーディネートは避け、白やベージュなどの色味を取り入れると印象が明るくなります。
合わせる靴はパンプスなど、きれいめなアイテムを選びましょう。
素足で家に上がることがないように、ストッキングや靴下も忘れず準備しましょう。
- メイク
シンプルなメイクやネイルを意識しましょう。
ナチュラルなブラウンをベースにすると間違いありません。
髪はゆるくてもよいのでまとめ、顔にかからないようにしましょう。
- 持ち物
スマホなどはバッグにしまっておきましょう。
バッグの中身もハンカチやポーチなどを最低限にまとめ、すっきりさせると好印象です。
<男性のチェックポイント>
- 服装
仕事でも使えるシンプルなスーツが無難です。
ネクタイを紺色やブルーにしたり、ストライプ柄などで少しアクセントを加えてもよいでしょう。
私服の場合は、ジャケットとスラックスの組み合わせやセットアップがおすすめです。
- 身だしなみ
できればヒゲは剃っておくのがベターですが、女性側の両親の考えにもよるため、事前に確認してもらうとよいでしょう。
ヒゲを残しておく場合は、髪型の清潔感でカバーしたり、ピアスなどのアクセサリーを外しておきましょう。
- 持ち物
ハンカチは必ず準備しましょう。
緊張して唇が乾いたときのために、リップクリームも持っておくと安心です。
結婚の挨拶の流れと適切なタイミングの選び方
当日は長居はせず、2時間程度でおいとまする予定で考えておきましょう。
食事の用意をされていた場合は、予定次第でいただいても問題ありません。
せっかくの機会なので、親睦を深めておきたいですよね。
当日の大まかな流れとしては以下のとおりです。
- 玄関での挨拶
- 部屋での挨拶
- 手土産を渡す
- 自己紹介
- 雑談
- 結婚の申し込み
- 今後の予定についての話
雑談を始めて30分ほど経ったら、結婚の申し込みを切り出しましょう。
話が弾んで和やかな雰囲気になっているかもしれませんが、気持ちを引き締め直すと好印象です。
「改めてご挨拶させていただきます」と一言添えるといいでしょう。
挨拶の当日に伝えるべき内容
挨拶の前に、2人で「今後の予定」についてすり合わせておきましょう。
入籍日や結婚式の日取りなど、いつ頃を考えているか伝えるとよいです。
両親も関わる結婚式については、「この時期を検討していますが、いかがでしょうか?」と意見を聞いておくとよいですね。
また、意外と聞かれるのが仕事や子どもについてです。
これからのことなので難しいかもしれませんが、「今後2人で話し合っていく」とはっきり伝えましょう。
<考えておきたいこと>
- 両家の顔合わせの予定
- 入籍の予定
- 結婚式の予定
- 結婚後の住居
- 結婚後の仕事
- 子どもの予定
親への結婚の挨拶のフレーズ例と注意点
結婚の申し込みを兼ねた挨拶で伺っているので「結婚させていただきます」や「結婚が決まりました」といった事後報告のような言い方は避けましょう。
また、ドラマでよくある「娘さんを僕にください!」というフレーズも、現代ではあまりそぐわなくなっています。
「結婚したいと思っています」や「結婚を許していただけますか」といった、伺いを立てる言い方が適切です。
<定番の挨拶フレーズ例>
改めてご挨拶をさせていただきます。
先日、〇〇さんにプロポーズをし、承諾をいただきました。
これから2人で温かい家庭を築いていきたいと思います。
結婚を許していただけますでしょうか。
緊張が高まる瞬間ですが、早口になって聞き取りにくくならないよう、ゆっくり伝えることを意識しましょう。
緊張を和らげるためのコツ
-
シュミレーションをする
当日のスケジュールや話す内容を軽くおさらいしておきましょう。
-
服装や持ち物の準備をしておく
忘れ物がないように、前日にチェックを欠かさないことが大切です。
お財布やハンカチ、必要であればマスクなどの消耗品も準備しておきましょう。 -
深呼吸とストレッチで気持ちを落ち着かせる
ゆっくりと3回ほど深呼吸をし、新鮮な空気を体に取り入れましょう。
緊張すると固まりがちな肩や首をまわしてほぐすのもおすすめです。 -
前向きなイメージを持つ
緊張しても、言葉を噛んでしまっても、誠意が伝われば大丈夫です。
無事に挨拶を終えた自分を想像してみましょう。 -
しっかりと睡眠をとる
睡眠不足は体調不良の原因になります。
リラックスできる音楽や温かい飲み物を用意し、早めに休みましょう。
両親もかつて結婚の挨拶を経験しています。
緊張していることは分かってくれるので、硬くなりすぎず、胸を借りるつもりで臨みましょう。
相手を思う気持ちが伝われば、きっと大丈夫です。
できる限り準備を整えて、自信をもって挨拶に向かってくださいね。