チャペルウェディングで1番の憧れといえば、真っ白なウェディングドレスを着てバージンロードを歩くシーンですよね。
神聖な雰囲気の中、一歩ずつ新郎のもとへと進む時間は未来へのスタートを再認識する瞬間です。
キリスト教に則ったチャペルウェディングは礼拝のひとつであり、人生の節目となる結婚式において通過儀礼としてとても大切な儀式とされています。日本の結婚式場に併設されているチャペルは「プロテスタント」という宗派のためキリスト教徒ではなくても大丈夫です。
ただし、カトリック教会でおこないたい場合は事前講習を受ける必要があるので注意してくださいね。
今回は誰でもチャペルウェディングができるプロテスタント教会で、理想の結婚式を挙げるための大切なポイントをご紹介します。
滋賀の結婚式場チャペルの魅力と特徴
滋賀のチャペルといえば自然を巧みに取り入れたデザインが多く、日差しが明るく降り注ぐ大きな窓があるのが特徴です。天井が高く開放的なチャペルは気持ちを晴れやかにしてくれます。
式場によっては琵琶湖のオーシャンビューが望める滋賀ならではのロケーションも。
また、屋外のガーデンチャペルのある式場からステンドグラスが美しいクラシカルなチャペルまで多彩なスタイルから選べるのも魅力のひとつ。広々とした緑豊かな土地だからこその華やかな演出も楽しるのもこの地域の特権です。
さらに、チャペルウェディングでもプランによってケーキ入刀などのセレモニーをおこなうこともできますよ。
ぜひ公式サイトやブライダルフェアで自分たちにぴったりの式場を見つけてみてくださいね。
チャペルウェディングの流れと演出アイデア
チャペルウェディングでは牧師の進行に則り、ゲストの前で結婚の誓いの儀式をおこなっていきます。
式場によって流れが前後することはありますが、大まかなプログラムを確認していきましょう。
【開始前の流れ】
- ベールダウン
- 参列者入場【結婚式スタート】
- 新郎入場
- 新婦入場
- 開会の祈り
- 讃美歌斉唱
- 聖書の朗読
- 誓いの言葉
- 指輪の交換
- ベールアップ
- 誓いのキス
- 結婚証明書へのサイン
- 閉会の辞
- 新郎新婦退場
【屋外での流れ】
- フラワーシャワー
- 写真撮影
牧師によって進行がおこなわれますが、新婦の入場の際や指輪の交換などのときに演出を取り入れることができます。ゲストが参加できるおもてなしの工夫を考えるカップルも多いです。
結婚式をより楽しんでもらうためにも、どのような式にしたいのかイメージをしながら選んでいきましょう。
挙式の演出を写真に残そう!写真映えする挙式のアイデア
チャペル内は見ているだけで心ときめく造りが魅力のひとつ。一生の思い出としてたくさんの写真を残したい方も多いでしょう。
神秘的なチャペルの雰囲気を活かした、印象に残る演出のアイデアをご紹介します。
ベールダウン
新婦のベールは災いから守ってくれる大切なアイテムです。
母親や大切な人にベールをおろしてもらう瞬間は、娘として最後の身支度を整えてもらう特別なひととき。この感動的なシーンは、親元から離れて新たな家族と歩み始める新婦にとって、感謝の気持ちがあふれるシーンとなり一生の思い出になります。
バージンロード
父親や親族とともにバージンロードを歩く時間は新しい人生の始まりをあらわし、感動的な雰囲気に包まれる瞬間。
これまで育まれてきた愛情や未来への希望が踏み出す一歩に込められます。大切な花嫁を新郎に託すシーンはゲストにも感動が伝わります。
リングリレー
ゲストが新郎新婦の元へ結婚指輪を運んでいく参加型の演出です。結婚への承認の意味も込められるのでゲストにとっても思い出に残る瞬間となります。
結婚指輪にリボンに通したり、リングボックスやクッションを使うなど方法も様々。手作りのアイテムでオリジナリティを演出することもできます。
フラワーボーイ/フラワーガール
花嫁の入場や退場の前にバージンロードに花びらを撒いてもらう演出です。見た目の華やかさだけでなく、バージンロードを清める意味も含まれます。
親戚や友人に3~10歳くらいのゲストがいれば、あらかじめ声をかけておきましょう。子供たちが花びらを撒いていく光景はチャペル内を和やかな雰囲気にしてくれます。
ユニティキャンドル
3本のキャンドルを新郎新婦とそれぞれの両家が灯す演出は新しい家族の誕生を祝うものです。
使ったキャンドルを持ち帰って、毎年の結婚記念日に灯すといった楽しみ方も。年々減っていくキャンドルが共に過ごした年月を実感させてくれます。
クロージングキス
新郎新婦がチャペルから退場したあと、扉が閉まるタイミングでキスをする演出。ロマンティックなワンシーンはゲストに幸せをおすそ分けすることができます。
恥ずかしくてはにかんでしまっても、自然な笑顔として写真におさめることができます。
滋賀の自然とチャペルの美しいコラボレーション
自然を活かしたチャペルが多い滋賀県は、屋外での演出にもこだわれるのが魅力のひとつです。
青空のもとで新郎新婦やゲストが笑顔になる演出をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
フラワーシャワー/バブルシャワー
ゲストがチャペルから出てくる新郎新婦を花びらやシャボンで迎える演出です。
チャペルの美しい外観と自然が合わさった華やかなセレモニーは全員の笑顔が撮れる絶好の瞬間。
子供たちに喜ばれ、ゲストから祝福を受ける温かな雰囲気となるでしょう。
リボンワンズ
フラワーシャワーの代わりにリボンを取り付けたスティックをゲストに振ってもらう演出です。
後片付けが不要なので、どんな会場でもできるのがメリットのひとつ。
好きな色で統一したり、カラフルにしたりと個性を出すことができます。リボンにメッセージを添えればゲストにも喜ばれるでしょう。
ブーケトス
花嫁がブーケを女性ゲストにプレゼントする人気の演出。開放的な屋外だからこそ思いっきりおこなうことができます。
幸せのおすそ分けという意味が込められ、もらったゲストは次の花嫁になれるというジンクスも有名ですね。
チャペルウェディングを成功させるための準備ポイント
素敵なチャペルウェディングにするためにも、まずはやりたい演出とチャペルの雰囲気などを考えておきましょう。
とくに大切な会場の選び方についてチェックしておきたいポイントを3点ご紹介します。
1.会場のテイスト
チャペルには式場によってテイストが大きく異なります。
白を基調にしたチャペルは神聖な印象が強くなり、シックで落ち着いた色がメインであれば凛とした雰囲気に近づきます。
また、天井が高く開放的な空間で和やかに式を挙げるか、窓の少ない厳かな雰囲気でおこなうかなども考えたい部分ですね。
公式サイトやブライダルフェアの装飾を参考に、理想に近い会場を探していきましょう。
もちろん、どのような造りでも演出によってイメージは変えられるので、好みのテイストを重視しても大丈夫ですよ。
2.演出のオプション
まずは、やりたい演出がおこなえるかを公式サイトやプランナーに確認しておきましょう。
紹介した演出のほかにも、生演奏や聖歌隊のオプションなどをつけられる会場もあります。結婚式がより華やかになるので合わせてチェックしておきたいポイントです。
3.設備の充実
会場を探す際は雰囲気やテイストとともに収容人数の確認は欠かせません。
呼びたいゲストをあらかじめ検討しておき、人数に見合った会場か確認をしましょう。
バージンロードの長さやカラーもドレスとの相性に関わってきます。
ボリュームのあるAラインのドレスでも通れる幅があるか、裾の長いロングトレーンはきれいにバージンロードに広がるかなどプランナーに相談しておくと安心です。
床のタイルを活かした透明感のあるバージンロードの会場も多く存在します。新郎新婦のシルエットを美しく反射してくれるので、ゲスト席からの見え方も確認しておきたいですね。
祭壇の奥に光の差し込む窓があればより幻想的な雰囲気となります。
また、控室であるブライズルームも要チェック。結婚式前の緊張をほぐす大事な空間です。
充分な広さや落ち着ける雰囲気、好みのテイストだとリラックスしやすいですよ。
このようにチャペルウェディングは厳かな雰囲気とロマンチックな瞬間を演出できる特別なセレモニーです。教会特有の美しい建築や大きな窓から差し込む光が生み出す神聖な空間で愛を誓う時間は一生の思い出となるでしょう。
滋賀県には琵琶湖を望む絶景のロケーションや自然に囲まれたチャペルなど、心に残る結婚式を挙げるための理想的なスポットがそろっています。
大切な記念日を、滋賀の豊かな自然と調和したチャペルウェディングで迎えてみてはいかがでしょうか。