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婚姻届の正しい書き方と提出までの手順

2025.04.21
COLUMN

結婚の手続きとして欠かせないのが「婚姻届」です。提出するだけと思いがちですが、実は細かな記入ルールがあり、間違いがあると受理されないこともあります。この記事では、婚姻届の書き方や提出までの流れを、初めての方にもわかりやすく紹介します。

 

 

婚姻届の各項目の記入方法と注意点

婚姻届には、主に以下のような項目があります。

  • 届出日
  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 本籍
  • 父母の氏名
  • 婚姻後の氏
  • 新しい本籍
  • 同居を始めた日
  • 初婚・再婚の別
  • 証人欄

これらを正しく記入しないと、役所で受理されないことがあるため注意が必要です。

【注意点】

  • 「氏名」や「本籍」は住民票や戸籍謄本と一致させる
  • 誤字・脱字は修正液ではなく、二重線と訂正印で対応する
  • 漢字や旧字体などは、戸籍通りに書く

特に本籍や氏名の誤記入が多いため、事前に確認してから書き始めると安心です。

 

記入前に確認すべき住所と氏名の書き方

婚姻届に記入する「住所」は、住民票に登録している住所を書きます。郵便物が届く住所と異なる場合もあるため、注意が必要です。

また、「氏名」は戸籍謄本に記載されている漢字と完全に一致している必要があります。旧字体や異体字を使っている場合は、事前に戸籍を確認しましょう。

【記入例】

  • 誤:高橋 → 正:髙橋(「はしごだか」の場合)
  • 誤:渡辺 → 正:渡邊(旧字体の場合)

手元に戸籍謄本を用意してから書くと、スムーズに進められます。

 

婚姻届の証人欄と記入方法について

婚姻届には、成人の証人2名の署名と押印が必要です。証人は親族でも友人でもかまいませんが、成人していることが条件です。

【証人欄に記入する内容】

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 本籍

証人欄にも戸籍通りの漢字を使用する必要があります。証人をお願いする際には、住所や本籍を事前に確認しておくとスムーズです。

証人が遠方に住んでいる場合は、婚姻届を郵送して記入してもらう方法もあります。

 

書き方の間違いを防ぐためのチェックリスト

婚姻届は訂正が多いと印象が良くありませんし、場合によっては再提出が必要になることもあります。以下のチェックリストで、提出前に確認しておきましょう。

【婚姻届記入チェックリスト】

  • 届出日は空欄にしていないか
  • 氏名や住所は戸籍・住民票と一致しているか
  • 本籍地は正しく記載されているか
  • 訂正があった場合は訂正印が押されているか
  • 証人欄の情報がすべて記入されているか
  • 押印漏れがないか

記入を終えたら、第三者に確認してもらうと安心です。

 

提出前に確認するポイントと必要書類

婚姻届は、全国どこの市区町村役場にも提出可能です。ただし、提出先によって必要書類や受付時間が異なるため、事前の確認が重要です。

【提出時に必要なもの】

必要書類 内容
婚姻届(正本) 記入済みで署名・押印済みのもの
戸籍謄本(本籍が別の市区町村の場合) 両方または片方の分が必要
本人確認書類 運転免許証やマイナンバーカード等
本人確認書類 運転免許証やマイナンバーカード等

なお、夜間や休日でも受付可能な「時間外窓口」を設けている自治体もあります。ただし、その場合は書類に不備があると正式な受理は後日になることがあります。

提出後は、受理証明書の発行を希望することも可能です。名前の変更などがある場合、受理証明書を利用して各種手続きを進めるとスムーズです。

結婚という新たな一歩を踏み出す日に、慌てることなくスムーズに手続きを行えるよう、事前の準備と確認を大切にしましょう。

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